2012年12月19日水曜日

米長永世棋聖

先日、米長永世棋聖が亡くなった。

米長さんの解説はとてもおもしろく、今でもたまにyoutubeやニコニコ動画で見ている。

特に有名なのが、羽生さんの「伝説の5二銀」だ。
NHK杯で加藤一二三さん相手に羽生さんが放ったこの一手。
そこで米長さんが「おおー、やった!」と叫んだことが一番のファインプレーだった、そうご本人は語られていた。

晩年、現役を退き、将棋連盟の会長に就かれていた。
一方で昨年の調度今ごろ、ボンクラーズという将棋ソフトと対局された。
対局前数ヶ月は、感を取り戻すために詰め将棋をしたり、どうやって攻略するかを検討したりと、ご本人のホームページに書かれていた。
引退したとはいえ、プロ棋士とはこういうものかと感心させられた。

まさに将棋界の大物がいなくなった。
昔、升田幸三や大山康晴が亡くなられた時も、当時の人はこんな気分だったのだろうか。
将来、谷川浩司や羽生善治がいなくなったら、将棋界はどうなってしまうのだろう。
この方たちを超える大物が出てくるのだろうか。

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